ワキの多汗症
ワキの下は、もともと汗腺が多く、緊張やストレスなどの精神的な刺激と、気候や運動による温熱刺激の両方で発汗が促進されるため、とても汗を多くかきやすい部位です。
しかし、日常生活に支障をきたす程のワキ汗は、多汗症の疑いがあります。
「ワキ汗が気になって好きな色の服が着られない」「臭いが気になってしまう」「白いシャツが黄ばんでしまう」などでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
ワキの多汗症の診察は予約制になっております。
お電話でご予約の上、ご来院ください。
治療法
エクロックゲル®(外用薬)
当院ではエクロックゲルを処方しております。
保険適応の多汗症用外用薬(原因となる病気が無いワキ汗の治療薬)で、汗腺のアセチルコリンの働きを局所でブロックすることで汗を抑えます。
効果が出るまでの期間も2週間と比較的早くに実感できます。
ボトックス注射
当院はエクロックゲル処方のほかに、ボトックス注射も行っております。
ボトックス注射とは、ボツリヌス菌から人体に有用なタンパク質だけを抽出した薬剤です。
ワキの嫌な臭いはボトックスを注入することで、汗の原因である皮下組織のエクリン腺を麻痺させ、手術することなく簡単に素早く汗と臭いを抑えることができます。
効果は4~9ヶ月の間持続いたします。
痛み・腫れ・傷跡の心配もなく、通院も不要ですので、どなたでもお気軽に治療を受けることができます。